生活療法とサプリメントなど

以前は日本人女性には少なかった“子宮内膜症”が近年になって増加した理由に
「女性のライフスタイルが大きく変わった」という事柄が大きな割合を占めています。
初経年齢が下がった事、初出産年齢が上がった・少子化が進んでいる事など、仕方のない事・無理をする必要が無い事もありますが、食生活の変化・女性の社会進出なども「ライフスタイルの変化」に含まれていると思います。
そこで子宮内膜症患者にとってどんな状況がマイナスかを考えて、症状緩和や再発防止に役立ちそうな事にチャレンジしたり、情報を集めたりしています。
日常生活から
便秘をしない 植物繊維の多い食事・サプリメント
ビフィズス菌などの乳酸・メイオリゴ糖
適度な運動
関連サイト
★ロート製薬の液体便秘薬【スラーリア便秘内服液】★
ビフィズス菌
植物ステロール
体を冷やさない 冷房を避け体温の保護に努める
午後3時以降は、火の通っていないものは口にしないよう心がける
シャワーは避けて、盛夏も入浴で体を温める(入浴が無理な時は“半身浴”など)
ビタミンE、漢方薬
関連サイト
ビタミンE全般
温熱用具
血行を良くする 特にガードルなどで腹部を締め付ける事は避ける。
(子宮や卵巣が発達している最中の10代での下半身締め付けは、骨盤の血液循環が慢性的に悪くなり、将来的に子宮や卵巣の機能不全を招いているのではと考えられるそうです)
毎日の入浴、漢方薬など
ストレスを溜めない 趣味の充実、適度な運動、アロマテラピーなど
ビタミンB・Cなどの摂取
ビタミンBコンプレックス
ビタミンC全部

癒し用品
食生活 玄米・豆類・小魚。緑黄色野菜を摂るよう心がける
(ビタミンB群・C・E、乳酸菌、植物繊維。カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル類)
肉類に偏らない・チーズなどの乳製品を取りすぎないように
塩分の多い食事は控える(特に生理前は月経前緊張症を引き起こす)
アロマテラピー

ストレスラベンダー、イランイラン、ローズウッド、カモミール、スイートマジョラム、クラリセージなど
アロマポット、アロマバス)
便秘ラベンダー、ローズマリー、スイートマジョラム、カモミールなど
おなか、背中下部をマッサージ、アロマバス)
生理痛クラリセージ、ゼラニウム、サイプレスなど
アロマバス、マッサージ)
効果的な使い方
生理1週間前はゼラニウムをメインにラベンダーやイランイランをブレンドしてマッサージ
生理1,2日目はクラリセージをメインにラベンダー、カモミールをブレンドしたアロマバス
生理3日目以降はサイプレスをメインにラベンダーをブレンドしたアロマバス
アロマテラピー関連サイト
WAYS SHOP!

漢方薬は未体験ですが、それなりに効果の上がった話は良く聞きます。
西洋医学の薬と違って、こういう症状にはこの薬ではなく
こういう体質でこの症状がある人には、この漢方薬という処方がされるので
漢方薬局などで相談して薬を決める、
又はずっと服用し続けるには費用がかかるので、
かかりつけの医師に相談する(エキス剤は保険適用)ようにしてください。
今、女性に大変支持されているエコロジー専門店WAYS SHOP!
TVで話題の若返りのハーブ『マカ』のサイトです。キャッツクロー、ヤーコンも扱っています。

サプリメント・その他
子宮内膜症は閉経まで付き合う病気である事を考えると、何らかの治療を受けていない時期だけ症状緩和&再発防止と一言にいっても、10年・20年という長い時期に渡って続ける事になってきます。
時間的・経済的に負担の大きな方法では長続き出来ません。
無理なく続けられそうな方法を見つけだしてチャレンジして下さい。
低用量ピル サプリメントではありませんが、再発防止には一番確実な方法です
“避妊薬”のイメージが強いので抵抗のある方も多いと思いますが、妊娠の必要が無い時期でも、連続服用に抵抗があるようでしたら半年〜一年くらいの期間服用して半年〜一年服用をやめて、また再度服用を始めるような使い方はどうでしょう?

私がまだ婦人科疾患とは無関係な暮らしをしていた頃“ピルが解禁されているアメリカでは、ピルを服用するのは賢い女性の証”という文を読んだことがあります。
当時は単に望まない妊娠をしない事を指しているのだと思っていましたが
ピルには避妊だけではなく、生理痛・過多月経などの月経困難症・生理不順・PMS-月経前症候群・卵巣嚢腫・子宮内膜症・卵巣癌・子宮体癌(頸癌にはマイナス)への予防効果があるそうです
また1相性ピルの使い方をアレンジする事で生理日を変える事も可能です
ピルの子宮内膜症への効果を調べている過程でピルの事を知れば知る程“賢い女性の証”の本当の意味を知った思いです。
28日分\3000位+再診料・処方箋代等
関連サイト=ピルとの付き合い方
ピクノジェノール
(松樹皮)
子宮内膜症の痛みに効果があると最近話題のサプリメントです。
フランスのボルドー地方の海岸に生えている学名:PINUS PINASTERという松の樹皮からの抽出物で、鎮痛・血栓予防・美肌効果がある、と言われている健康食品です。
子宮内膜症・筋腺症の痛みが軽減されたとの報告があります(70%位の内膜症患者に効果ありとの事)
ピクノジェノールに含まれる「超ポリフェノール」が、痛みの原因である過剰に発生した活性酸素を速やかに退治してくれる、
血液凝固を防ぐ働きがある(血栓症患者向けのサプリメントとしても紹介されている)ことから子宮組織の癒着を防ぎ、子宮内膜の改善に一役買っているのでは?という説があります。
が、服用によって病巣自体が委縮されるかどうかは不明ですし、 逆に痛みを感じない間に病巣を肥大させることも考えられますので、ピクノジェノールだけに頼るというのは感心しません。
松の樹皮が原材料なので、松ヤニが含まれているらしく胃の負担が大きいので胃弱体質の人には不向きなようです。
一ヶ月分\2900〜\9000位
関連サイト
アメリカン・ビタミン
ピクノジェノール


ノニ・エキス 熱帯・亜熱帯地方に自生する“モリンダ・シトフォリア”の熟し切った果汁です。
活性酵素を除去して免疫力を高める働きがあり、生活習慣病から肝炎、アトピー、心の病気に至るまで万病に効く、と言われています(「健康」2001.7月号より)
含有物の“ゼロニン”は鎮痛効果があり、他にも“プロトニン”の分泌を整え、不眠や鬱病を改善する働きがあるそうです。
鎮痛、冷えの改善、杭鬱、血圧の安定や慢性的な倦怠感を和らげる効果があるので、子宮内膜症自体というよりも、症状や治療薬の副作用緩和が期待できる子宮内膜症患者向けのサプリメントでは?と思います。
“活性酵素を除去して免疫力を高める働き”ということから、体質改善を期待してしまいます。
一ヶ月分\3000〜\7000位
ノニ(ヤエヤマアオキ)
マカ






最近、健康雑誌やネットの掲示板などで話題になるつつある健康食品です。
紹介しているサイトでは「生理痛、生理不順、不妊症、更年期障害、便秘など女性の悩みを解消…」と有りますが、残念ながら私の周囲には愛好者がいないので、チャレンジした方いらっしゃったら、経過or経過を教えてください。
ノニと同じような物かな?と思いますが、こちらはアンデス産だそうです。
一ヶ月\5000前後〜
関連サイト
TVで話題の若返りのハーブ『マカ』のサイトです。
キャッツクロー、ヤーコンも扱っています。
ナチュラルな生活 TVや雑誌で宣伝されているような合成洗剤ではない
“せっけんシャンプー&お酢のリンス”や使い捨てでない“布ナプキン”を使っている内に生理痛が緩和されたという話を聞いた事があります。
これらは、合成洗剤に含まれている有害な物質が髪の毛穴から体内に入る
同じように使い捨てのナプキン、タンポンには製品の一部に塩素漂白がされていて(燃やすとダイオキシンが発生)、そしてさらに、それらによってナプキンに触れた箇所から有害物質がとり込まれる事が無くなるからだそうです。
これらの話の信憑性は不明ですが、女性が閉経までに使い捨てるナプキンは一人一万枚とも言われており、ゴミとなってしまう量・燃やして発生するダイオキシンの量などを考えると目のくらむ思いがします。
私はこれらの製品は未体験ですが、こういった話を聞くたびに私たちが現在おくっている便利な生活も子宮内膜症が急激に広がった一因になっているのかな?と思ってしまいます。

とりあえず、ペットボトルに入った飲料水は飲まないと決めた所から、ダイオキシンの元になるゴミは出さないよう心がけています。
最近ではコーヒーフィルターを無漂白の物に代えました。
子宮内膜症からスタートして、環境保護という事にほんの少し目覚めました
布ナプキンやハーブのヘアカラー“ヘナ”など他では手に入らない物や
アロマテラピーなどナチュラルでお洒落なGoodsが満載です
生理用布ナプキン
アレッポの石鹸
インドのナチュラルヘアカラー「ヘナ」
副作用対策のサプリメント
カルシュウム GnRHアゴニストでの副作用や卵巣摘出後に起こる更年期障害の状態では
カルシュウムの不足から、骨粗鬆症が心配されるので、カルシュウムの摂取をお勧めします
カルシュウム剤の原料には、魚介類・牛乳の2通りがありますが、牛乳から作られた物はヨーグルト風味で食べやすくなっている物もあります
最近はオルビスから発売されている物がヨーグルト味のラムネ風になっていて形も可愛いので気に入っています。
尚、カルシュームの生成には日光浴も必要だと聞いた事があります。
カルシウム
コラーゲン カルシュウム同様、更年期障害時にはコラーゲンも生成されなくなり
筋力の低下や肌のツヤや張りが失われていきます。
美容アイテムでもあるコラーゲンは皮膚の生成に欠かせない物で、手術後の体の表面だけでなく内部の傷口の治癒を早める働きもあるようです。
錠剤とドリンク剤の2タイプがありますが、ドリンク剤の方が量を多く摂れ飲みやすいのでお勧めです。
もちろん美肌効果も期待できます。
関連サイト
微粒子コラーゲンで美と健康を*ウェルテック
コラーゲン
納豆キナーゼ 子宮内膜症の治療薬、ダナゾール・ピルで一番心配される副作用は“血栓症”です。
納豆には強力な血栓溶解酵素(納豆キナーゼ)が含まれている事が近年発見されました
他にも納豆には骨粗鬆症予防の働きがあるので、食品から摂取するのが一番ですが
納豆の苦手な方、臭いが気になる方はサプリメントでどうぞ!
関連サイト
納得できる納豆の話
ナットウキナーゼ(納豆キナーゼ)
イソフラボン 大豆胚芽に含まれるイソフラボンは、
女性ホルモン「エストロゲン」に非常に良く似た働きをすることから、更年期障害に悩む方のサプリメントとして有名ですのでGnRHアゴニスト系の治療薬の副作用に有効なだけでなく
アグリコン型イソフラボンには、エストロゲンの過剰時にはそれを抑える作用があるので、エストロゲン過剰が原因のひとつとされるPMS(月経前症候群)や乳ガンや子宮ガンの予防にも効果が期待できます。
関連サイト
ニチモウ株式会社

お勧めサイト
ケンコーコム オンラインのサプリメント・ショップは他にもありましたが
種類が一番豊富(ピクノジェノールは松樹皮として紹介されています)なうえ、定価から割引になるサービスもあります。
アメリカン・ビタミン

商品が探しにくいのが難点ですが、
ピクノジェノールが画期的な廉価です。
WAYS SHOP!






「社会にやさしい楽しい暮らし」を提案するオンラインショップです。
布ナプキンやハーブのヘアカラー“ヘナ”など他では手に入らない物やアロマテラピーなどナチュラルでお洒落なGoodsが満載です
TOPにリンクを貼っている「クリックで救える命…」のスポンサーさんでもあります
番外
会員登録して配信される広告を見てポイントを溜めると
“アロマオイル”“布ナプキン”“石けんシャンプー”“天然染料ヘナ”などと交換できます